i-Construction
(アイコンストラクション)とは
国土交通省では建設現場の生産性向上を目的として、ICT技術を活用する取組み『i-Construction』を推進しています。すでに土工、舗装工、浚渫工においてはICT技術の導入が進み、全国各地で取組みが進んでいます。2017年12月に閣議決定された「新しい経済政策パッケージ」においても、i-Constructionについては、2019年度までに橋梁・トンネル・ダム工事や維持管理、建築分野を含む全てのプロセスに対象を拡大するとともに、中小事業者や自治体への適用拡大を目指して3次元データの活用やICT導入を強力に支援するとされています。
3次元起工測量
UAV測量やTLS測量で、施工範囲の測量を行います。
無人航空機(UAV)を使用した現況地形の空中写真測量を実施します。
地上レーザースキャナー(TLS)を使用した現況の3次元測量を実施します。
計測した現況の点群データ、オルソデータを作成します。
3次元設計データ作成
図面から3次元設計データを作成し、3次元起工測量データと合わせて土量算出や干渉チェックを行います。
各種設計要素を確認し、3次元データを作成します。
作成した3次元設計データと発注図書の照査を行います。
3次元設計データと現状点群の差分から土量算出を行います。
3次元出来形計測
UAV測量やTLS測量で、出来形計測を行います。
無人航空機や地上レーザースキャナーによる3次元出来形測量を行います。
国土交通省の出来形管理要領に沿って出来形帳票(ヒートマップ)を作成します。